骨粗鬆症プロジェクト
骨粗鬆症プロジェクトについて(骨粗鬆症外来について)
当院では、2012年より骨粗鬆症に対して、質の高い治療を提供する為、月一回医師と医療スタッフによるミーティングを開催しております。医師及び他職種のメディカルスタッフが相互に連携しながら、骨粗鬆症の予防と改善および 骨折防止・主に一次(最初の)骨折の予防を目的とした取り組みをおこなっております。
骨粗鬆症リエゾンサービスについて
骨粗鬆症治療において、近年「骨粗鬆症リエゾンサービス」という言葉が重要視されるようになってきました。また、スタッフ2名が骨粗鬆症治療に於いてリーダー的役割である「骨粗鬆症マネージャー」の資格試験に合格しました。
骨折の予防を目的に骨粗鬆症の予防と改善および骨折防止骨粗しょう症の治療を継続的支援していきます
【参加スタッフ】
医師・看護師・管理栄養士・診療放射線技師・理学療法士
健康運動指導士・医療事務
当院での骨粗鬆症治療について
背骨や大腿骨近位部(股関節の近く)の正確な「骨密度」の測定や、「運動機能評価」にて転倒の危険性のチェックを行います。また、栄養士による、骨を強くする食事の相談も行っています「栄養サポート」。
骨粗鬆症の治療法としては、食事や運動療法とともに、薬物治療があります。医師が患者様の年齢や体質・骨の状態・他の病気とのバランスを考えて、最適な治療方法を提供しています。
【管理栄養士による栄養サポート】 【DXA法による骨密度測定】
また、実施した骨密度測定・運動機能評価や骨代謝マーカー等の結果内容などをまとめた資料「骨粗鬆症パス」を作成してお渡ししております。これを他の医療機関や施設等で提示することで、ご自身の骨粗鬆症に関連した情報を提供できます。
骨粗鬆症の運動療法について
骨粗鬆症治療における運動療法の目的は・・?
「転倒による骨折を予防すること」
当院では転倒による骨折リスクを軽減する目的で運動機能評価を行い
個々に合った運動療法を提供しています
■個別療法
:下肢・体幹筋力増強やバランス訓練を中心に個人に合った運動内容を実施しています
■集団療法
:道具を使用したり、自重トレーニング・全身運動を皆で楽しく実施しています